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チョン・ジェヨン、「チャン・ジン監督でも出演料はみな貰います」
「出演料をもらわなかった作品はただ一編。人情を少し見せましたよ」 愉快な男チョン・ジェヨンが、チャン・ジン監督との長い因縁と愛情をさらけ出す。いわゆる“チャン・ジン師団”、“忠武路代表コンビ”などと呼ばれ、作品活動を一緒にしてきたチャン・ジンとチョン・ジェヨン。チャン・ジン監督の演出作全編に自身の名前が載る珍記録をたてたチョン・ジェヨンは「どういうわけかそうなった」と、力強く笑う。チャン・ジン監督が制作して、その下で演出感覚を習ったラ・ヒチャン監督のデビュー作『正しく生きよう』で、もう一度チャン・ジン監督の名前と因縁を持ったチョン・ジェヨン。「他の俳優をキャスティングしたかったのに、うまく行かなくて」と話すチャン・ジン監督と「同情してまた出演してあげた」と受け返す二人の話しのように、映画では呼吸がぴったり合った。


映画の中で融通の利かないバカ正直な警察“チョン・ドマン”役を演じたチョン・ジェヨン。彼はチャン・ジン監督の映画で、主に“トン・チソン”という名前で呼ばれていた。無愛想でつまらないが素朴な男トン・チソン。チャン・ジン映画の得意客トン・チソンは『知ってる女』と『トンマッコルへようこそ』、『偉大なる系譜』などで生命を得て、主にチョン・ジェヨンの顔と口を通じて形象化されてきた。映画『正しく生きよう』のチョン・ドマンも、トン・チソンと別段替わらない人物だ。限りなく無愛想でバカ正直で素朴な人物で、どこへ飛んで行くか判らない映画のストーリーを導いていくキャラクターだ。

『あきれた男達』から始まって『北朝鮮から来た男』、『ムッチマファミリー』、『キラーたちのおしゃべり』、『拍手するとき去れ』、『偉大なる系譜』まで、チャン・ジンが演出あるいは脚本、制作を引き受けた映画にチョン・ジェヨンは大小なり顔を出してきた。『息子』での声の出演まで、チャン・ジン監督が演出したすべての作品に出演するという大記録を立てたが、彼が話す理由は単純明快だ。「どういうわけかそうなりました(笑い)。『息子』の場合には、電話であまりにも声の演技をしてくれと言うので、そのまま助けるという心でしたことです」

 だがすぐ真剣な返事が付いてくる。「チャン・ジン監督のコメディーが好きです。監督のコメディーの中の、暖かい発想が好きです。多分チャン・ジン監督が、刺激的に映画を作ったとすれば気に入らなかったが、汚物や悪口や暴力などを排除しても、おもしろい状況を演出するのが良いです。そしてそれが私たちのコメディーが進む方向だと考えています」 刺激的ではないし程度が高くないけれど、皆が幸せに笑うことができるチャン・ジン式コメディーが好きで、今の縁が出来たとチョン・ジェヨンが明らかにする真実だ。大げさな話、恥ずかしい称賛に弱いチョン・ジェヨンが、真剣な話の後にまた冗談のように付け加える。「無理矢理、しろと言われてしました。それでも絶対ただではしません。『息子』での声の出演だけ無報酬だったが、出演料はまとめていただきます。あまりにも“ひどい奴”と言われて、『息子』は人情があるふりをして、してあげました。ハハ」