Home > エンターテイメント > スターインタビュー > ソル・ギョング集中インタビュー「私は“ぶっつけ本番派”俳優」

ソル・ギョング集中インタビュー「私は“ぶっつけ本番派”俳優」
「演技派?私はぶっつけ本番派だ。どんなのを演技がうまいと言うのか、どんどん分からなくなるのに演技派だなんて」今年上半期最高の興行成績を収めた映画『あいつ声』でソル・ギョングは精気が抜けた。子供を誘拐された父親の演技で、体重が10kgも減った。身体より心と精神が大変だった映画、身体の精気が抜けてしまった作品を後にして、彼は「ハードボイルドロマンチックコメディー」のジャンル『けんか』を選択した。

「テヒがどうだったかと、なぜ尋ねるのだろう?」
近頃最高の美人だという修飾語がつく12才年下の俳優キム・テヒと共演したソル・ギョングに、初めてキム・テヒがキャスティングされた時の気持ちを尋ねてみると、「映画の撮影をしている間中、(キム)テヒは上手くやっているか、演技は上達しているかと聞かれた。いったいどういう演技が上手だと言うのか私も分からないのに、それをどうやって判断するのか」という返事が返ってきた。「演技が何なのかと本質を考えたならば、何もしないことが良い演技であるようです。特別な事ではないような、演技をしていないような、それでいて作品の中のキャラクターと俳優が、完全に一致することが演技が上手だとただ漠然と考えています」


「キム・テヒが共演すると聞いた時?拒否感は全くなかったです。むしろ若い俳優と一緒だと、気を受けることができるだろうと思いました(笑い)。長所だけ考えました。若いから良い、可愛いから良いと」映画の外見に集まる関心に、ソル・ギョングの考えは「関心がない」だ。演技というものが上手だとか下手だとかを離れて、楽しければ良いではないかという考えでただ現場を楽しんだという。「私は現場でくどくど小言を言いましたよ。しかしテヒは本当に毅然としていました。ダチョウ農場で三日間、排せつ物の中をごろごろして、私は癇癪を起こしたのに、テヒは“何をこんな事で”とからかわれましたよ」

演技派? 私はぶっつけ本番派
演劇の舞台で「小遣い稼ぎにアルバイトでもしてみるか」という気持ちで映画に出演した後、ソル・ギョングは演技派だという修飾語を付けられた。彼と一緒に演技したある後輩俳優は「のそのそと現場に来て完壁な演技を見せ、いつも遊んでいるようだけど宿舎で一人で練習をしているようだ」と疑問をさらけ出した。このような推測に、ソル・ギョングは一度さわやかに笑って「私は現場でぶっつけ本番でする俳優」だという。

「こっそり練習することは絶対無いです。セリフも覚えないで行きます。シュートに入る前にセリフを慌てて一度覗いて見ます。私のシナリオ本を見れば分かると思いますがきれいです。『虹鱒』の時は、それでも初めてなのでセリフを覚えて行きましたが、パク・ジョンウォン監督がセリフを忘れて、感じたとおりしなさいと言ったのです。その後イ・チャンドン監督もそうだったし、パク・フンシク監督もそのようなスタイルだったので、それが固まってしまったようです。三才の時の癖は八十歳まで行くと言うので、多分ずっとこのように演技するでしょう。セリフを覚えるという言葉が一番嫌いです」

体重との切れない因縁、またカン・チョルジュンに
出演作ごとに「ゴムひも体重」という修飾語とともに、体重減量と増量で話題になったソル・ギョング。『公共の敵』と『力道山』では体重を増やして『シルミ島』と『公共の敵2』では、また体重減量で話題をさらった。ソル・ギョングが話す体重との縁はもう少しさかのぼる。「『乙女たちの夕食』の最も大きい受恵者は私だったようです。イム・サンス監督にそう言われました。映画で仕事をしようとするなら10kgやせろと。その時から体重との戦争が始まりました。とにかくその作品を見て『虹鱒』にも出演することになりました」、「今は体重に頼った役はしたくない」と言いながら、彼は次期作『公共の敵1-1』のためにまた太ろうとしている。

『あいつ声』の時よりすでに8kg太った。「『公共の敵』の時ほど増やせないです。単純無知なキャラクターだと、ちょっと太らせたのにもうこれ以上は太りそうもないです。“カン・チョルジュン”は私には意味のあるキャラクターです。すでに1編を撮ってから7年になりました。あの時本当に未熟でした(笑い)。カン・ウソク監督が、7年前そのまま未熟な時の気持ちで帰って来てくれと言うことです(笑い)。負担にもなるがその言葉がうれしかったですよ。再出発しようという言葉です」