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ホ・ジュノ、「『神機箭』が民族主義映画?とんでもない話」
「オリンピックで自分の国の選手が、金メダルを獲得するのを見て喜ぶ人なら共感する、そのような話です」
俳優ホ・ジュノが映画『神機箭』に対する感情は、誇らしさと威厳だと定義する。映画の中で、世宗の指示を受けて神機箭の製作を指揮する、王室護衛隊長役を演じたホ・ジュノは、前作で見せた威厳と気品ある男の姿を見せた。反抗的な思春期のアイコンから、個性ある悪役に、温かくて信念のある父親像に、義理固い熱血漢にホ・ジュノは変化してきた。


最近の一連の作品のように、男性的で線の太いキャラクターを演じた『神機箭』。梅雨で長びいた映画撮影中に会ったホ・ジュノは、「『シルミ島』の時に感じた爽快感が、今回の映画でも感じられる」と自信を見せた。長期間の撮影と待機が終わり、映画の封切りを控えたホ・ジュノは、やはり映画に対して変わらない信頼と支持を表した。
「映画を撮影しながら、スタッフが一つになるのを感じました。すべてが呼吸で、作品に出演するごとに撮影会場の雰囲気を見れば、うまくいくかいかないかが分かるでしょう」

映画の制作現場で育って、創作の舞台で人生を作ってきただけあって、年輪が感じられる返答をするホ・ジュノ。今回の映画が、民族主義を興行ポイントにしたのではないかとの質問に強く反論する。
「初めて映画の舞台挨拶をしたとき、“取るに足りない民族自尊心で映画を作ったのではないか”という質問を受けたりしたが、映画の内容は、民族主義や愛国心とは違う次元です。オリンピックで自分の国の選手が金メダルを取った時、泣くことができる人ならば『神機箭』という民族の発明品が誇らしくないでしょうか。ただ、自国の優れた遺産に拍手しようというだけなのに、ひねくれた視線で見ているようです。先祖を尊敬して、韓民族の優秀性を再確認しようという意図です」

誇らしいことに堂々と拍手を送るのは、当然のことだとホ・ジュノは強調する。映画の中での意志が強い武官の姿がそのままにじみ出る彼は、「自負心を持つことは、悪いことではないではないか」と反問した。英雄たちの師匠であり父親として、インタビューでソフトなカリスマを見せるホ・ジュノは、一瞬一瞬真剣な演技が最善の方法だと、演技哲学を語る。
「今まで信念を持った男性像を、多く演じました。実際は、私はそんなに素晴らしい人ではありません(笑い)。しかし演技する瞬間だけは、本物だと信じます。虚構でも、その人物に本当に成り切ったと信じて、100%ではなくても一番近い姿を表現しようと努力しています」

ドラマと映画でのキャラクターのように、省みる人生、与える謙虚さに感謝して生きているというホ・ジュノは、今月中旬日本で行われる単独コンサートを控えて猛練習をしている。