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キム・オクピン「イザベル・アジャーニの狂気に学んだ」
俳優キム・オクピンが新しい評価を待っている。新世代スターとして、韓国映画界を担う次世代スターとして、新たなる脱皮を控えている。濃厚な情事シーンと露出演技が必要だという理由で、女優のキャスティングに難航していた『コウモリ』の女性主人公がキム・オクピンに決まり、映画界が注目している。


今回の映画では、無関心で柔軟な態度の裏に隠された、純粋な欲望を持った女テジュを演じたキム・オクピンのキャラクターへの愛情は格別だ。
「テジュをファムファタールだと言うけれど、それは違います。テジュは純粋な欲望を持った女です。その欲望を発散できない環境で生きてきて、超越的な存在(ヴァンパイアになった神父サンヒョン)に会って、はばかりなく欲望を噴出する女です。まるで何も分からない幼い子供が、刀を持って危険な人物になったように」

映画にキャスティングされた当時、キム・オクピンはパク・チャヌク監督から一編の映画を紹介された。それはフランスの有名俳優イザベル・アジャーニが、20才で出演した映画『アデルの恋の物語』(L Histoire d'Adele H,1975年)。一人の男への盲目的な愛と、その愛が呼び起こした執着と狂気を描いたこの作品で、イザベル・アジャーニは一気に注目を浴びた。
「パク・チャヌク監督が一度見るようにと薦めて下さって見たがとても印象的ですね。一人の男に対する愛に狂っていく姿が、テジュと非常に似ていました。テジュのキャラクターを演じる上で大いに参考になりました。個人的に一番好きな俳優がイザベル・アジャーニです」

話題の露出演技について尋ねると、キム・オクピンはためらうことなく「思ったより難しくなかった。気楽だった」と語った。
「露出演技に対する恐れや拒否感はなかったです。単に、私がやり遂げることができるかという心配が大きかっただけです。思ったより気楽に演技できたようです。他のシーンと大差ないと感じるほどでしたから。露出演技はやさしくはありませんが。表現しなければならないものなら正確に演じて、正確に表現する方が良いと考えます」

キム・オクピンの成熟した野性的な魅力がにじみ出る今回の映画について、「何も知らないストイックな男の初恋」とキャラクターを説明した。禁欲と節制だけで生きてきた男が、女に目覚める初めての愛。純粋と挑発の間でキム・オクピンが見せるキャラクターがより一層気にかかる。