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ナム・ソンミ「30代の女優として生きる今、幸せ」
ガールズグループのように明らかなファンダムではないが、ナム・サンミにひそかに好感を持っているファン層はかなり厚い。年齢帯がかなりある男性ファンの静かな支持と声援の中で、ナム・サンミは男心をはやらせるワナビーとして常に挙げられてきた。

優しくて穏やかな微笑、ナチュラルで清純な美貌、これにグラマラスなボディと日々成熟していく演技力が加わり、ナム・サンミの女優生活はノリに乗っている。特に“サンミ嬢”という親しみがありながらも相手を高めて呼ぶ愛称で呼ばれるナム・サンミが、激しかったドラマを後にし映画『スロービデオ』に出演した。

久しぶりにスクリーンにカムバックしたナム・サンミは、映画のタイトルのようにスローながらも純粋な愛を披露する。劇中、動体視力の持ち主であるヨ・ジャンブ(チャ・テヒョン)の愛を一身に受けるスミ役で、しっかりしていながらも活発な魅力を見せてくれた。

ボサボサの長いパーマ頭に幾重にも服をレイヤードした自由奔放な服装、30歳を前にサラ金業者から借金の催促を受けながらもミュージカル女優を夢見る美しい娘だ。キム・ヨンタク監督や照明、撮影監督の愛情を一身に受けたような劇中スミ役を演じたナム・サンミの姿は、太陽の光の中に立っている初恋の姿のように漠然としておぼろげだ。ノーメイクに近いナチュラルな顔と自由な衣装で、撮影の間中気楽で楽しかったというナム・サンミは「休んでいく気分で出演した映画」と『スロービデオ』を紹介した。

依然としてナム・サンミの名前の横についている“ロッテリアガール”で名前を知られ、芸能界にデビューしてから10余年。“視聴率の女王”というタイトルを得るほど信頼できる女優として成長したナム・サンミは、ここ数年休む暇なく忙しく作品活動をしてきた。29歳の不安だった時期を越して30歳を迎え、どの時よりも平穏で幸せだという彼女が新しい映画でスクリーンにヒーリングをプレゼントする。

優しいイメージのせいで普段の生活に制約はないかと問うと、ナム・サンミはないと答えた。「イメージに対するプレッシャーはありません。私が持っているイメージを自分が持つために努力したものではないからです。もちろんそのイメージを簡単に考えるわけではないですが、失うのではと恐れはしないです。自分の生活と責任に合わせて生きて行けばいいのではという考えです。壊したいという考えもありませんし、努力して維持したいという気持ちもありません。自分の中にたくさんの性格がありますが、そんな姿が皆私の姿だからです」

やはり明るく暗い影のないイメージの俳優チャ・テヒョンと息を合わせたナム・サンミは、チャ・テヒョンを指し「けろっこデメタンのようだ」と比喩した。画面を通じ漠然と考えてきたチャ・テヒョンは、その存在だけでも周りを楽しくしエネルギー溢れる人のようだったという。実際に会ってみたチャ・テヒョンは明るい姿と共に、演技をする時は非常に集中力を発揮し内功を感じさせられたという。

30代の女優の生活をしていく現在が幸せだというナム・サンミ。考えも多く苦悩も多いため、果たして女優という職業が自分にとって合っているのかさえ分からなかった29を過ぎ、最近は健康で明るく作品活動をしている。今まで自分の代表作は出ていないとし「無理に挙げるとしたらデビュー作が代表作」と答えた。

「幼い頃から夢を問われるといつも良妻賢母だと答えてきました。いつも変わらない夢でしたが、30代になって良妻賢母ということがどれほど大きな夢なのか、難しくて大変な事なのかというプレッシャーを強く感じました。だから今は自分がしている仕事に邁進しよう、狂ったようにハマってみようという考えで演技に集中しています」
どんなキャラクターにまた会うことになるのか、幸せな悩みとときめきにハマっているという女優ナム・サンミ。彼女が伝えるささやかな幸せとスローの美学は、映画『スロービデオ』でチェック出来る。