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チョン・イル「コ・ソンヒと残念な相性?恋って本当に難しいですね」
イケメン俳優でも、青春スターでもなかった。『夜警日誌』のチョン・イルは男性的なカリスマで、また細やかな感情演技でキャラクターに溶け込んだ。再び成長を見せ、信じられる俳優に生まれ変わった。

最近放映終了したMBC月火ドラマ『夜警日誌』で幽霊が見える能力を持った退魔王子イ・リン役を演じたチョン・イルは、放送の間中好評を浴びた。月火ドラマで1位を率い、重みのある演技で劇のバランスを取った。

ドラマの放映終了後に会見したチョン・イルは「空しい」と言った。それほど作品への愛情が大きかったからだ。チョン・イルは「終わりを考えないで走って来た作品だ。以前は作品が終わるとすっきりしたが、今回は本当に空しい。ドラマの間スケジュールが最もキツかったドラマだからか、比重が最も大きかったからか分からないけど、空しくて寂しい」と話した。「時代劇という別世界に生きながら、現代劇に瞬間移動したようだ」というチョン・イルの表情に長い余韻がそのまま表れた。

4ヵ月間演じたイ・リンは、容易くないキャラクターだった。幼い時に受けた傷と幽霊が見えるという事実を、笑顔とやんちゃな行動で隠して生きていくうちに夜警に合流し、退魔王子に変身する。直系王子の悲しみを持った人物であり、王の重々しさと気品も忘れてはならない。これに巫女ドハとの切ない恋も演じなければならない。いろいろな感情を持っている立体的な人物だ。チョン・イルはドラマに没頭するため、最初から龍仁ドラミアセットの横に宿を得て生活したほど。

チョン・イルは「僕が持っていたものより新しいものを見せたかったので、この作品をしたかった」とし「ドラマを終えてみて、初めから全くロコにするなり全く暗い人物にするなり、一貫性のあるキャラクターを演じたい」と今回の演技がどれほど大変だったかを遠まわしに説明した。

『夜警日誌』に対する視聴者の評価は様々だった。ファンタジー時代劇というジャンルに起因するかもしれないが、ストーリーが非現実的という声も、共感し難いという指摘もあった。

これを演じるチョン・イルの答えが興味深かった。チョン・イルは「龍を捕まえに行くゲームもあるじゃない」とし「そんな感じで、ゲームする気分でやった。大蛇を捕まえに火の地獄に行くシーンでは、映画『コンスタンティン』と似ていると思ったりもした」と笑った。

王と巫女という身分の違いにもかかわらず甘いロマンスを作っていくドハ(コ・ソンヒ)とのケミ(相性)にも、一部の視聴者からは多くの残念さが示された。

チョン・イルは「ロマンスに対し共感出来ないという指摘も見た。コ・ソンヒともいろいろ話を交わした。恋は本当に難しいと思う」と話した。続けて「女性視聴者が多いので感情移入をしようと思えば恋の話が重要みたいなのだが、かみ合わなくてもどかしかった。話がアクションに転じて行くのが、心が痛かった」と残念さを吐露した。

ドラマに対する好き嫌いは分かれたが、俳優チョン・イルの演技が急成長したという評については大きな意見はない。チョン・イルは今回の作品で主人公の重みを見せながらも一層余裕のある演技を繰り広げた。以前の作品で少年のようだった顔は、いつしか線の太い男の俳優の顔になった。
チョン・イルは「イ・ジュファン局長に「頑張ります」と言ったら適当にやれと言われた。お前には今それが必要なようだと言われた。演技を始めて10年経ったし、ディレクションも与えないからやりたいようにやれと言われた。実際に今回のドラマをしながらディレクションをもらったことはない。僕には一言も言わなかった。信じてくれたから責任感も生じたし、もっと一生懸やりたかった」と話した。

チョン・イルは自らも余裕が出来たようだと話した。彼は「『無限挑戦』でブラジルに行ってソン・イェジン姉さんや兄さんらとたくさん話をした。自分自身をもう少し信じるようになって、余裕が出来たようだ。今回の作品は本当に欲が出た。視聴率はさておき、このキャラクターを完璧にこなせるようにしなきゃって思った」と打ち明けた。

チョン・イルは「不足して残念なものも多いが、ベストを尽くしたので後悔はない」とし「自信もついた。次の歩みをよくしていきたい」と話した。

チョン・イルは今年『黄金の虹』と『夜警日誌』でせっせと走って来て、また可能性を立証した。残りの11月と12月もスケジュールでぎっしり詰まっている。最近中国で開催された「2014コスモビューティーアワード」で韓国人俳優の中で唯一男性スター賞を受賞し、韓流スターの人気を立証したりもした。彼は余勢を駆ってアジアファンミーティングを行い、ファンと会う。来年はまた忙しく作品活動をしたいというチョン・イルの次の作品が待ちどおしい。