Home > エンターテイメント > スターインタビュー > チェ・ジニョク「軍入隊前に猛烈に演技、後悔ない」

チェ・ジニョク「軍入隊前に猛烈に演技、後悔ない」
チェ・ジニョクは“輝くスター”ではなく“大器晩成型”俳優に近い。急がなかった。助演からゆっくりと段階を踏み演技に精を出してきた。いつしかチェ・ジニョクという名前は、信頼感を与える俳優となった。

俳優チェ・ジニョクが、最近放映終了したMBC月火ドラマ『傲慢と偏見』で再び成長した。地上波ドラマでの初主演作であり軍入隊前最後の作品という点で、その意味は格別なはず。何より彼は「今回の作品で、演技者に本当に重要なものが何か分かった」と意味を反芻した。

20日、ソウル市江南区論峴洞(ノニョンドン)にあるカフェでインタビューを行ったチェ・ジニョクは、ドラマ『傲慢と偏見』から軍入隊を前にした心境まで、虚心坦懐に打ち明けた。

『傲慢と偏見』は俳優にとっても、視聴者にとっても難しい作品だった。しっかりと組み立てられた事件構成と不条理な現実を引き出す“ウェルメイド検事ドラマ”だったが、登場人物の関係が複雑に絡み合い反転に次ぐ反転が度重なった。

チェ・ジニョクは「中盤までは余裕があったので一週間に2回は撮影を休み、ほとんど夜12時前には撮影が終わっていたが、脳が休まらずキツかった。休んでも休んでいない感じだった」と打ち明けた。

チェ・ジニョクは上席検事ク・ドンチ役を演じ、事件を率いて孤軍奮闘した。彼は「計算が多く必要なキャラクターだった。ややもすると検事という職業が退屈で堅く見えるかもしれない。飽きないような姿勢やジェスチャーを研究し、話すスピードやリズムにもすごく気を使った。無味乾燥にならないようにしようと演じた」と話した。多様な法律用語も勉強し、実際の検事にも会ってキャラクターを研究したともいう。

チェ・ジニョクに、軍入隊について尋ねざるを得なかった。『傲慢と偏見』は軍入隊前の最後の作品。チェ・ジニョクは「2月に令状が出たら、たぶん3月ぐらいに入営するんじゃないかと予想している」と話した。

チェ・ジニョクは軍入隊をめぐって何回も話題になっていることに、気まり悪さを表したりもした。彼は「10年間ずっと軍入隊がストレスだった。「早く行かなきゃ」って常に思っていた。大韓民国の男なら当然行かなければならないものだが、遅く行くことに対する恥ずかしさがある。歪曲されているのを見ながら、こんなことなら早く行って来ていればよかったと思った。19歳の時に同伴入隊を志願したのに、その時行かなかったことが恨みになっている」と話した。

ただ、軍生活に対する心配はない。彼は「元々男の世界でうまく過ごす方だ。リーダーシップもあるし、男たちと上手に過ごす。運動が好きなので訓練もちゃんと受けられると思う。集団生活をすると責任感が強くなる方なので、軍生活に対する心配は大きくない」としながらも「でも行けば分かるでしょう」と笑った。

チェ・ジニョクはまた「『傲慢と偏見』をしながらペク・ジニやイ・テファン、チェ・ウシクが一言ずつ冗談半分にからかうように「面会に行くよ」って言っていた。それで冗談半分で「ガールズグループ連れてくるんじゃなかったら、面会に来るな」って言った」と特有の茶目っ気を表したりもした。
チェ・ジニョクは「俳優という職業は見えない力で作り出される職業だ。その中で積み重なる経験が重要だ。2年間軍の生活をすれば、積み重なった経験が役に立つだろう」と話した。

チェ・ジニョクの表情は明るかった。余裕があってリラックスして見えた。軍入隊前の最後の作品を無事に終えた彼は、この10年を振り返りながらインタビューを終えた。

「悔いはありません。『ロマンスが必要』『九家の書』をする前は見えない所で僕なりに勉強してきましたし、軍隊に行く直前に思いっきりぶちまけて猛烈に演技したので満足です」[写真=レッドブリックハウス]