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ムン・チェウォン「壊れること?怖くない、楽しかった」
デビュー10年目を迎えるイ・スンギの初映画で話題を集めた『今日の恋愛』の評価は、初公開後ヒロインのムン・チェウォンに対する一貫した称賛につながった。ロコで最も重要な男女主人公の甘い息と新鮮さでイ・スンギとムン・チェウォンは良い評価を導き出し、効果的なシナジーをもたらした。ドラマ『華麗なる遺産』で築いた親交が、再び共演した映画で親熟した息を作り出した。

お茶の間劇場と変わらず巧みな演技を披露したイ・スンギが既存のイメージをスクリーンでも続けたとしたら、ムン・チェウォンはどのドラマより過激なキャラクターで新鮮な感じを与えた。人気お天気キャスターという職業に相応しく外では物静かで女性らしいイメージを演出するが、実際の生活では腕白小僧のような気さくなヒョヌの2つの顔を味わい深く演じた。

映画の公開後に会見したムン・チェウォンは、撮影中の映画『その日の雰囲気』とPRスケジュールを並行しながら忙しいスケジュールをこなしていた。実際のムン・チェウォンは映画のヒョヌとは違い、ゆっくりと慎重に作品の話を真剣に続けた。映画の紹介文で書かれた「付き合うかどうか余地だけ与える女」という言葉について、ムン・チェウォンは「ヒョヌは余地女(余地だけ与える女)ではない」と主張した。


「ヒョヌは実際男に全く余地を与えない。またシナリオ上でそんな風に見える部分があったのだが、監督と話し合ってたくさん修正した。ヒョヌは基本的な性格が開放的で保守的な人じゃないが、だからといって漁場管理(付き合いそうな態度で男をキープ)するスタイルではない。特にチョン・ジュニョンが演じたヒョボンには余地を与えず、最初から最後まで敬語を使っている。ジュンス(イ・スンギ)も実際タイミングと考えの差であって、余地を与えているわけではない。ドンジン(イ・ソジン)もやはり気が合ってこっそり恋愛をするが、それも駆け引きをしているわけではない」

自身が演じるキャラクターについて確固たる考えを持って演じたせいか、非現実的になり得るヒョヌキャラクターはムン・チェウォンを通じ現実感を得る。『猟奇的な彼女』と比較されるほどタフで過激な女性キャラにもかかわらず、どこかキュートで愛らしく描かれている。しかし既婚男性と秘密恋愛をしたり、18年間自分のことを片思いしてきた異性の友人ジュンスを常にそばに置いてこき使う姿などは、ともすると非好感キャラとして転落する憂慮も大きい。

劇中酒に酔ってくだを巻く酔っ払い演技や荒々しい罵詈雑言、暴力的ながらも愛嬌ある姿など、コミカルで壊れた演技についてムン・チェウォンは「プレッシャーは全くなかった」話した。「壊れる演技は楽しかった。怖くなかったし監督が楽にしてくれた。多少固い雰囲気だったら力を上手く発揮することが出来なかったかもしれないが、幸い楽に撮影出来た。重くて荒々しい罵詈雑言だったらプレッシャーになったかもしれないが、ジャンルの特性上可愛く映る悪口だったので、負担なくセリフを言った」

ムン・チェウォンは、映画の中の3人の男性キャラの中で実際に最も惹かれるキャラクターとしてイ・ソジンが演じたドンジンを挙げた。ジュンスの気楽さよりは自分を緊張させるドンジンの、能力があって尊敬出来る姿が好きだという。共演したイ・スンギについては「国民の年下男のキュートさや模範的な姿よりは、男らしく愚直ながらもユーモラスな面の多い人」とし「気楽な友人だったからか、今回の映画で友情と恋愛の間の関係を演技するのにこの上なく良かった」と満足感を見せた。

ロマンチックコメディ『今日の恋愛』と共に、ムン・チェウォンは今年もう一本の映画を披露する。現在撮影中の『その日の雰囲気』ではユ・ヨンソクとロマンスで共演する。ムン・チェウォンは秋に公開予定の『その日の雰囲気』で、今年もう一度スクリーンを訪れたいと最後の挨拶を伝えた。