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とんでもない青年キム・ヒョンミン、腹を据えた俳優に!
キム・ヒョンミン?まだ一般の視聴者には慣じみのない新人だが、映画『クァンシキの弟クァンテ』で“蚕室本洞国を愛し、風流を愛する青年の集い”のニョキッと背の高い青年、クァンテの友達が、まさしくキム・ヒョンミンである。“5つの星”というモバイルフォンドラマでデビューしたキム・ヒョンミンは、わずか3作品でモデルから俳優へ転身するのに成功した。インタビューのために事務所に入ってきた彼は、背がひょろりと高くひと際目を引く。身長を聞くと彼は、「187センチです。中3の時まで180センチまで伸びて、その後は7センチしか伸びませんでした」と答えた。背の高い人は面白みがないというが、むしろ彼はインタビューの間中、物まねと冗談を連発して雰囲気をリードした。



『レインボーロマンス』でレギュラーを獲得したのも、オーディション会場で審査委員の作家とプロデューサーを圧倒するほどの個人技を披露したからだという。「演技の基本は真似でもあり、誰かを真似ることが好きです。他の俳優の表情や動作、声を真似てみたら、声帯模写のレパートリーが増えました。『レインボーロマンス』のオーディションで、映画俳優の声帯模写をしたら若い作家の方々が笑い転げて、前大統領の声帯模写をしたら監督が笑い転げて終わりました」そのせいか『レインボーロマンス』で彼は、声帯模写を頻繁に披露するという。「次回はまたどんな声帯模写をするか、創作の痛みに悩まされています」とおどけて話す彼。キム・ヒョンミンはまず視聴者を笑わせようという覚悟で臨んでいる。「イメージ管理をして“どこまで壊れようか”、そう考えるのは視聴者に対して失礼だと思います。僕が体を出し惜しんで台本を100パーセント生かせなかったら、ドラマにもマイナスです。白菜の中身を掘り出して頭にかぶって登場するとか、大統領の声帯模写をするとか、ショーバラエティーの娯楽番組のための個人技を用意するのではなく、ただドラマに忠実でいたいがためにしているのです」

明るく笑うイメージだけだと思っていたが、演技に関して語るときは真剣になる。シドコムの製作陣から、台本が100パーセントだとしたら200パーセントを見せる俳優だと賞賛されて気分が良いという彼は、『レインボーロマンス』でコッミナン(花美男子)3人組に張り合うギャグ3人組ノ・ホンチョル、ソ・ジェギョン、キム・ヒョンミンラインの下っ端である。なにしろ放送界で特異なイメージで知られているノ・ホンチョルに対しては、「一緒にいると楽しさに引き込まれて大げさになって、本当に面白い方です」と明るく笑う。全員年が若い俳優なので、うまくやっていけるのかとためらいっていた彼も、ソ・ジェギョン、ノ・ホンチョルなどの先輩がいたから、無敵3人組となったわけである。

これからどのような演技をしたいかとう質問に「ミュージカル俳優が最終目的です」という意外な答えが返ってきた。「感情を音楽で表現するということは本当に素晴らしいです。『ジキル&ハイド』や、『ドンキホーテ』のように、人間の中に染み込んでいる二重性を見せるキャラクターを演じてみたいです。一人の人間の中にまったく異なった二人の人間が存在するということが魅力的です」これ以外にも彼はモデルとしてロングウェイショーに立った時、まさにぶつかる現場の感覚、そして大学時代練習ミュージカルで舞台に立った「地下鉄1号線」のムンディ乞食の役も忘れられないという。「その時初めて人々を笑わせることはこんなに面白いんだなぁ、指先ひとつで観客が笑い出すのが本当に楽しいと思いました」

明るく笑い“舞台の思い出”を思い返している彼を見ていると、彼がドラマ『最後の勝負』を見て、なぜバスケットボール選手ではなく俳優を選んだのか(当時彼はそのドラマを見て、かっこいいバスケットボール選手になるか、そのような素晴らしい姿を演じる俳優になるか悩んだという)当然だという考えが浮かぶ。「見所が多い俳優になりたいです。チャ・スンウォン、キム・スロ先輩のように固定したイメージに縛られずに、どんなキャラクターでも自分の領域を守って消化できる俳優に」彼のしっかりした出師の表が叶えられるのか?今まさに覇気に満ちた新人に出会うことは、視聴者にとっても楽しみなことである。