Home > エンターテイメント > スターインタビュー > 2年ぶりに帰ってきた俳優ユ・オソン

2年ぶりに帰ってきた俳優ユ・オソン
俳優ユ・オソンが久しぶりにお茶の間に帰ってくる。『偉大なる遺産』の後続で、7月5日に初放送されるKBS2TV水木ドラマ『透明人間 チェ・ジャンス』(脚本:パク・ゲオク、演出:チョン・ヘリョン)を通じてである。SBSドラマ『張吉山』以降、1年8ヶ月ぶりである。『透明人間 チェ・ジャンス』は、特捜課の刑事チェ・ジャンスが限りある人生の宣告を受けて、これを隠したまま家族に良い思い出を残すために献身するヒューマンドラマ。ユ・オソンは柔道選手出身の特捜課の刑事チェ・ジャンスを演じる。純朴で心温まるキャラクターである。相手役はチェ・シラが演じる。




ユ・オソンが現代劇に出演するのは7年ぶりである。彼は2001年映画『友へ チング』の興行以降、『チャンピオン』(2002)、『多黙 安重根』(2004)、ドラマ『 張吉山』などの出演作で、大衆的な注目を集められなかった。興行へのプレッシャーはないかという質問に、「もちろんたくさん見てもらえばうれしいが、今まで演技をしながら興行に神経を使ったことはない。僕自身がキャラクターによく合っているのか絶対評価をしてきた」と自分の考えを語った。ユ・オソンはチャ・ジャンス役を引き受ける事になった背景を、「俳優である前に人間ユ・オソンの率直な姿を見せるため」だとし、「『透明人間 チェ・ジャンス』は、僕にとって正直になれるドラマ」だと明かした。彼はまた「チェ・ジャンスは大韓民国の全ての家庭が持っている父親像である」とキャラクターを紹介し、「ドラマでの単純素朴で純粋な姿は僕と似ている。視聴者は“ユ・オソンがチェ・ジャンス役を演じている”と見るだろうが、僕は“チェ・ジャンスは僕だ”と思って演じる」と覚悟を顕わにした。また「僕ら夫婦の関係は悪くはないが、僕は妻と子供と一緒に多くの時間を過ごせない。ドラマで子供が父親のチェ・ジャンスに“いってらっしゃい”ではなくて、“さようなら”と言うシーンがある。僕の子供も僕に“さようなら”と言って挨拶をする」俳優でありながら、一家庭の家長として温かな父親の役を果たせないことへの自己反省と残念さが声に滲み出た。同時にユ・オソンが、ドラマの“チェ・ジャンス”役にどっぷり浸かっていることも推し量れる。ユ・オソンは、「この作品でもポピュラーな人気よりはキャラクターを具体化させ、ドラマの人物に近づこうと努力した。ドラマの人物が僕の年と合って、人間ユ・オソンに正直になれるきっかけになるだろう」と自信を見せた。

ユ・オソンはこの日、空白期間中の苦衷も吐き出した。彼は「過去3年間(2002〜2005年)は、疾風怒濤の時間だった」と口を開き、「この期間を経験し、愛し、敬い、感謝する気持ちが生まれた」と語った。ユ・オソンは『張吉山』以降、一時期ファンの前から姿を消した。映画と関連した訴訟に悩まされる苦い経験もした。演劇の舞台を通してファンに顔を見せた理由も、初心に戻るためだという。彼は「とても疲れていたが、妻が一からやり直すつもりで演劇をすることを提案してきたので、出演することにした」と語った。

ユ・オソンはまた「自分なりに原則と常識を堅持しながら生きてきたつもりだったが、そうではなかった。多くの誤解もあった。“僕は社会生活がうまくできなかったのだなぁ”と思った」とし、「この作品が終われば、多くの人々が“ユ・オソンはまともになったな”というだろう」と語った。