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カン・へジョン「私はロマンチストで非現実主義者」
「たとえばこんな考えをします。友人のお母さんが一人でいらっしゃるので、同じ境遇の素敵な中年男性を紹介して上げればどうでしょうか?そんな過程を想像すれば、幸せになります。一人になった方のロマンスは、それなりにロマンチックなはずだからです」 映画『ハーブ』で、20歳の娘“サンウン”は、一人でいても退屈ではない。“サンウン”には、童話の中の友人が、想像の中で存在しているからだ。しかし世間は、“サンウン”を精神肢体3級の障害者に規定して、一般人と違う部類の人と見なしている。年齢は20歳だが、精神年令は7歳。しかし“サンウン”は、大きく気に止めない。彼女には世の中を純粋な視線で眺めることができる、汚れていない心を持っているためである。


最近公開された映画『ハーブ』のヒロイン“サンウン”役を務め、熱演を繰り広げたカン・へジョンと、ソウル江南のカフェで会った。彼女の実際の年齢は26歳。劇中“サンウン”の年齢は20歳、精神年齢は7歳。このように実際カン・へジョンの物理的年齢を含めて、精神的年齢まで格差の大きい“サンウン”役が、彼女には大変ではなかっただろうか? カン・へジョンは友人の母親の話を引き合いに出して、実生活で自分は「ロマンチストであり非現実主義者」と語った。他人に話して、皆が非現実的という理由で頭を横に振るようなロマンチックな想像を、よくするというのだ。そんな生活の根本は、他でもない心の純粋さがポイント。カン・へジョンは“サンウン”を演じるため、特別に精神肢体障害者に会わなかった。一般人と違う彼らの行動より、一般人より純粋な彼らの心を表現することが、映画ではもっと重要なポイントと信じたのである。 それで“サンウン”を演じる間カン・へジョンは、幸せだった。自分の心の中にあった清さと純粋さをありのままに表現するほど、キャラクターに近づくことができた。「誰でも童心を持っていますよね。“サンウン”は障害者ではなく、童心を失わないキャラクターと別に解釈することもできます」

映画の中の“サンウン”ではない、26歳の普段のカン・へジョンに対して聞いてみた。「家では冷や飯食いです」と少し寂しそうに話した。「誕生日が1月4日なのですが、家族の誕生日がほとんど12月と1月に集中しています。4人の兄弟姉妹の中で3番目なので、私はカクトゥギ(大根キムチ)食いです。誕生日のご馳走をまともにしてもらった記憶がありません」カン・へジョンは、続けて語った。父親が20歳が超えれば、自由をくれると学生時代に言ってくれたのですが、本当にそうしてくれました。1カ月間しか通わなかった大学生活。しかしその事に対して、家で何も責められなかった。父親は、大人になった娘を信じてその判断を尊重してくれた。カン・へジョンは「父が本当の自由をくださった」と付け加えた。「娘を持った父親の立場としては、簡単なことではなかったと思います」と、高校卒業以後、家を出て今まで暮してきた内容を語った。

その話の中には、演技派女優という評価、歯列矯正による整形手術疑惑、彼氏との恋愛など世間の人々の関心とは別個の、カン・へジョンの普段の生活の内容が主だった。最近、光化門(クァンファムン)前の内需(ネス)洞に暮しながら、自転車に乗って大学路の一帯を回ったという事実、洗濯と皿洗い、掃除などがたまった家事によるストレス、勉強できるという実の兄に対する話等々。そして「韓国の親たちは、子どもを信じて自由にさせないから問題」という教育観まで。彼女の話の素材は、細かな日常とその中での特有のロマンチックな想像に展開された。予定された1時間ほどのインタビュー時間が、短く感じられたことは勿論だ。[写真=JOYNEWS]