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tei(テイ)「同じバラード?少しずつ進化している」
『同じ枕』でバラード熱風を主導しているtei(テイ)(25、本名キム・ホギョン)は、すでに4集アルバムを出したデビュー4年目の歌手である。彼はフランス語の“TE(あなた)”と英語の“I(私)”をとり、「あなたと私が共感する大衆音楽を築いて発展させる」という遠大な夢を携えて、2004年歌謡界にデビューした。デビュー曲はまさに1集『The First Journey』のタイトル曲『愛は…香りを残して』。「驚きすぎて こわくなって 笑って乗り越えようとしても 感じやすい涙は さきに気づいて 僕をおし流す」という詩的な歌詞と、年齢が予想できない成熟した声をアピールした。この成熟した声は、高校時代からスクールバンド「チョンサンガリ(青酸カリ)」のボーカルとして積んできた経歴が下地にある。ポップバラードを主としたアルバムとぴったりのハスキーな音色で大衆と気質を合わせ、新人としては異例の人気を集めて2004年にゴールデンディスク新人歌手部門を受賞した。



ハスキーな声とポピュラーなポップバラードでデビュー
デビューアルバムから大人気だった“幸運な男”Tei(テイ)は、“2集のジンクス”を物ともしなかった。Tei(テイ)は前回のヒット曲の延長線上にあるバラード音楽で、2集アルバムを構成した。タイトル曲『愛は…一つだ』は、『愛は…香りを残して』の作詞、作曲をしたチョ・ウンヒとファン・セジュン コンビが、再び意気投合して作ったポップバラード曲。ポップバラードは彼の長所を生かし、今までのバラード音楽の歌詞とは違い「〜だ」のような終結型の語尾を使って小さな変化を与えている。1集のタイトル曲『愛は…香りを残して』と2集の『愛は…一つだ』が連続して10万枚売り上げ、tei(テイ)は歌謡界とファンに確実に認められて人気歌手の仲間入りを果たした。“2集のジンクス”をさっぱりと吹き飛ばしたのである。そして3集『恋しさを叫ぶ』(2005年)では、さらに成熟したボーカルを強調した。

彼が1集と2集よりも成熟したイメージを披露したのは、歌手としてのイメージだけではなく、善行を実践していることにもある。韓国での全国ツアーと日本でのソロコンサートの収益金を、「視覚障害者の救済」に差し出し、成熟した歌手のイメージを確固たるものにした。『恋しさを叫ぶ』以来、1年2ヶ月ぶりに出した4集アルバムの『同じ枕』も、バラードという大きな枠は維持しているが、間に変化を模索している。彼が言う変化は、まさしく明るさと温かさである。「以前のアルバムは音楽的にもボーカルにも欲を出して、ファンは難しいと感じただろう。しかし今回はメロディーラインと雰囲気に変化を与えて、気楽にアプローチしようと努力した。大衆性をだいぶ考慮した」。新たな姿を期待するファンと、“tei(テイ)印のバラード”が好きなファンの要求の間でバランスを取っているのである。彼の表現通り、バラードは変身してもバラードである。

軽快で明るいバラード「tei(テイ)らしい姿」を披露
「実際、僕が突然ダンスを踊って、頭を激しく振る過激な演出をするのは難しい。ムリに変える必要はないと思う。“ tei(テイ)”といえば、期待されるものがある。僕が得意なもの、テイらしい姿を見せすることが正しいようだ」。このような“tei(テイ)らしい姿”は、海を渡って日本でも通じる。日本にはtei(テイ)のような“ほえる声”がないので、とても新鮮に受け入れられているという。激しい“tei(テイ)印のバラード”の旋律を聴いて、韓国語の歌詞が理解できないファンまで涙を流している。

「日本に進出するなら日本語の歌詞を歌うものだと思っていたが、日本では韓国語で歌う僕の歌が好まれている。韓国で一生けんめいに活動する姿を見て好きになってくれたので、韓国で懸命な姿を見せようと努力している」。Tei(テイ)は4集発表後、『同じ枕』で各種の音楽サイトと放送チャートを席巻し、韓国の“バラードの皇太子”として位置づいている。最もありふれた音楽は、同時に最も感動を与えるのが難しい音楽である。Tei(テイ)はバラードというジャンルに彼独特の色を重ねて、「あなたと私が共感する大衆音楽」を作るために一歩ずつ進化している。