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ユ・アイン、「アイドルスターとして生き残るのはイヤだった」
「『四捨五入』での姿を好きになってくれたファンには、申し訳ない気持ちがある」。新世代俳優ユ・アインは、『四捨五入』の美少年として記憶されている。『四捨五入』の人気に大きく貢献したユ・アインは、かわいらしい外見に制服がよく似合い、少女たちから大人気だった。しかし映画という媒体に活動場所を移した彼が演じるのは、美少年ではなく独特で突拍子もない人物である。


映画『よいではないか』で、自分が父親の実の息子ではないと信じている神経質な少年を演じたユ・アインは、遅れて公開される映画デビュー作『俺たちに明日はない』で銃1挺と成功を熱望する青年を演じる。「今は制服を脱いで自分に合う役を演じている。『俺たちに明日はない』のジョンテは、僕と良く似ている。映画を撮影していた頃に抱えていた悩み、未来への暗澹とした気持ちが自分の経験と同じだった」。2つの映画で非凡な役を演じ、今までのイメージとは全く違うキャラクターを演じたユ・アイン。彼を応援するファンが望む姿でなくても、自分が考える俳優への道を歩いているのだと語る。

「女性ファンの中には、最近の僕に失望する方もいる。彼女たちに申し訳ない。ファンが望むイメージ通りアイドルスターになればよかったが、その期待に応えられず申し訳ない。しかし彼女たちも年を重ねれば、今の俳優ユ・アインを好きになってくれるのではないだろうか。ファンには申し訳ないが、自分の道を進もうと努力していると思ってほしい」。21歳のユ・アインは、確固とした主観と目標を持った俳優である以前に青年である。心を開いて映画現場で見るもの全てを吸収し、自分に影響を与えてくれる人々の長所を取り込むのが、ユ・アインの長所であるようだ。

文章を書くことが好きで、絵を描くことを楽しむ青年ユ・アイン。「世間に向けて自分を表現したいが、うまく言えなくて演技を選んだ」と語る彼は、演技が世間と疎通する方式だという。「誰かの視線が重要に感じる瞬間が来るだろう。しかし現在は自分が満足できることが大切だ。映画と映画で演じる役と共に成長したい」

きらめくスターより幸せな俳優になりたいと、重ねて語るユ・アインと彼に似た青年“ジョンテ”の姿は、映画『俺たちに明日はない』で会うことができる。