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ハン・ジミンが“好感度100パーセント”のワケ
「演技変身?少しずつ自分を発見して挑戦していきたい」。12日に公開されるホラー映画『解剖学教室』のヒロイン ハン・ジミン(25)は、殺人的なスケジュールをこなしている。映画だけではなく、KBS2TVドラマ『京城スキャンダル』と『芸能街中継』の司会をこなすという強行軍を続けている。ソウル、慶南(キョンナム)挟川(ハプチョン)、京畿(キョンギ)平沢(ピョンテク)を飛び回る毎日だが、疲れた様子はない。「水木ドラマなので、木曜日は余裕がある。一度台本があがると平沢で撮影をして挟川に走り、土曜日には『芸能街中継』の撮影のためソウルに戻って放送局に駆けつける。最近は映画のPRスケジュールと重なり、合間を縫ってインタビューをするので大忙しだ」

女優には珍しく“好感度100パーセント”である。ネットユーザーから絶大な支持がある。「ファンクラブは男性が多いが、若いのですぐに心変わりする。『京城スキャンダル』のキャラクターのおかげだと思う。とても気分がいい」。ハン・ジミンは、『解剖学教室』で初主演をつかみとった。「タイトルに私の名前が一番に出るのはとてもうれしい。しかし“ホラークイーン”、“ヒロイン”と呼ばれるのは余り好きではない。正直プレッシャーだ。



それらの呼び方に責任感が伴えばいいが、プレッシャーがあると演じるのに邪魔になりそうだ」。映画には残忍性より心理的な恐怖を表現しているという評価と、もう少し恐怖の度合いを高める必要があるという評価が下っている。ハン・ジミンは作品の魅力を、“心理的恐怖”だと強調した。「監督の好みもあるが、単純に残忍なシーンと幽霊が登場する今までのホラー映画ではない。人間の心理を重要視した映画で、残酷で挑発的な恐怖に重点を置いていない。心理的に湧き上がる恐怖が中心だ。私も頭を振り乱した幽霊は怖くない」

映画は有毒物と関連したシーンが多い。水はもう飽き飽きしてごめんである。「土砂降りのシーン以来、水のシーンが続いて大変だった」。特にホルマリン液で満たされたパックの中で演じた日は、「カット」の合図の後に自分で歩けないほどヘトヘトになった。初主演なので緊張感も相当あった。「マスコミ試写会の時にどれだけ緊張したか。自分の顔だけ探して見ていた。その結果、映画の内容がどうだったか、恐怖感がどうだったか分からなくて心配どころではなかった。別の試写会で再度見て気分がよくなった。ハハハ。今はその時より緊張が取れた。ベストを尽くしたので結果は甘んじて受ける」

ハン・ジミンはドラマ『オールイン』のソン・ヘギョの子役から、『大今長』、『青燕』、『無敵の落下傘要員』、『偉大なる遺産』、『復活』などを経て、この映画では言葉に尽くせない悲しい記憶を抱いている“ソナ”を演じた。同時に『京城スキャンダル』では内柔外剛の“ハ・ヨギョン”を演じている。このように作品ごとに違った魅力を披露し、自然と“演技変身の鬼才”で通るようになった。「特に計画して、このように変身しようとは考えたことがない。もちろんまずは作品の出来がよく、見ている人が私の役に共感できるように力を入れている」

演技経歴4年は無視できない経歴である。「『オールイン』の時は3ヶ月のトレーニングを受けて、ほとんど暗記して演じた。その後『ナイス・ガイ』という作品で、準備ができていないことがどれだけ怖いかが分かった。当時は演じていることに疑問を感じ、意欲をなくしていた。『青燕』以後、私の演技が観客に受け入れられ、聴衆を笑わせ泣かせる演技の醍醐味を知った。『京城スキャンダル』は、もっと前にキャスティングされていたら、できなかったと思う」ハン・ジミンは焦らない。「今まで演技でイメージチェンジしようと思ったことはない。これからも急ごうとは思わない。演じてきた役柄は、縁があってうまくいったようだ。『オールイン』の時は、よりによってオーディションが家族旅行と重なった。しかし縁があればうまくいくだろうという姉の言葉に従って旅行に行ったが、結局オーディションを受けることができた。撮影中の事故で中止になった『オオカミ』も同様だ。ドラマは中断されたが、大ケガをしなかったことが不幸中の幸いだった。これからも焦らないで少しずつ挑戦していきたい」

今後の計画は、「ない」とケラケラ笑う。ドラマの撮影が真最中なので、作品を終えてから考えたいという。「子供の頃から夢だった社会事業が今後の計画といえばそうだ。財力があって時間があるからするのではなく、心からにじみ出る援助をしたい。この映画で共演したチョ・ミンギ先輩と、突然アフリカに旅立つかもしれない。ハハハ」

ハン・ジミンはどの女優とも違っている。よくみかける“可愛い娘ぶったところ”はみじんもない。見る目のあるネットユーザーから“好感度100パーセント”と呼ばれるわけである。